大木トオルさん著。
チロリと著者の出会いのシーンを読んで、あっ、チロリのこと知ってると思った。
セラピー犬になるまでのいきさつを前作で読んだのでした。
団地の中のボロボロの小屋で5匹の子犬を育てている時に出会ったのでした。
ずっとノラとして暮らし、動物愛護センターに収容されましたが、殺処分直前に著者によって助け出されました。
その後セラピー犬として訓練を受け、施設などでお年寄りを癒やす活動をしてきた犬です。
この本では、ガンになって余命3ヶ月と告げられてから、亡くなるまでのことが記録されています。
著者の活動には、頭が下がります。
生き物を思う気持ちが素直に伝わってきます。