いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

終着駅は始発駅

は〜、おもしろかった。
この本は1982年に出たのを復刻したもの。
ちょうどぼくが就職した年です。

そのころ宮脇さんが書いた短文を集めてあるんだけど、最後の方の「わが家のフルムーンきっぷ」は笑いが止まりませんでした。
高山本線の車窓」もつい先日乗ったところだったので、引き込まれました。

復刻版の解説を書いているのは、お嬢さんの灯子さん。
それによると、これらの文章は宮脇俊三さんが51歳から54歳にかけて書いたもので、一番楽しんで書いていた頃だそうです。
今のぼくの年齢と重なります。
それでよけい楽しんで読めたのかも。

終着駅は始発駅、いい言葉ですね。