いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

灘菊酒造

姫路まで戻って、さてどうすんべかとなりまして、姫路城は工事中だし、ラストサムライのロケ地はちと遠いし、ということで姫路の造り酒屋さんの見学に行くことに。
灘菊酒造というところ。

山陽電車で一駅の手柄という駅そばなのですが、ここでもタクシーに分乗し姫路駅から乗りつけました。
酒蔵は昔ながらの焼き板塀の、趣のある建物。

酒造りの工程に沿って女性従業員さんが、ぼくたち6人のためにだけ説明をしてくれました。
使うお米は、夢前町でとれる「夢錦」というお米。
  
水は、灘は硬水だけどここのわき水は軟水で優しいお酒ができるということでした。
大吟醸は80パーセントも米を削るんだそうです。
杜氏は岩手の南部杜氏。三大杜氏の一つだそうです。
社長の娘さんが去年杜氏の免状を取得して杜氏として活躍されてるとか。
新酒ができた時につるす杉玉の説明もくわしくしてくれました。


今まで何となく知っていた知識がきちんとつながっていく感じがしました。
しんしんと冷え込む酒蔵のなかでの大人の社会見学。
とても有意義でした。