いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ペンタとニック

表紙の茶トラネコは、うちのニャンちゅうと同じ柄。

男の子がペンタで、ネコがニック。

ニックは出てくるんだけど、出てこない。

物語の始まりからすでにいなくなっていて、車いすの平野さんからポスターを作ることを教えられる。

お母さんは切迫流産で入院。

お父さんと2人で、家事一切をこなす。

頭の中で声がして、その声に励まされながら、クラスでのリレーの練習にがんばる。

その声がニックなのかどうか、最後まで分からなかった。

ただ、隣り町で車に轢かれてすでに亡くなっていたことが分かる。

作者は、風野潮さん。

読み終わるまで男の人だと思っていたが、あとがきで女性だと知った。

 

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