しんどい息の中、母が聞いてくれた絵本です。
十円玉の話
牧野伊三夫 絵と文
パン屋のレジの中にいた十円玉が、いろんな人を巡り巡って、ギター弾きのギターケースの中に放り込まれ、ギター弾きの家に帰るまでのお話です。
焼き芋屋のページで、昔帰りしなに焼き芋買ったことあったねというと、頷いていました。
かさ
太田大八 作・絵
文字のない絵本です。
赤い傘以外は白黒の世界。
見せ終わると母は、目わ合わせてくれました。
夏がきた
羽尻利門 作
景色が綺麗な絵本。
この景色を見せたかった。
男の子たちのしぐさが、生き生きとしています。
ペーとぼく
やづきみちこ 作
小川かな 絵
ぼくが生まれた次の日に、パパが拾ってきたペー。
赤ちゃんが生まれたばかりなのにねこなんて!
と、ママは怒ったらしい。
ぼくは、ペーといっしょに大きくなった。
ぼくは9さいになった。
ペーも9さい。
ぼくは10さいになった。
ペーも10さい。
ぼくは111さいになった。
ペーも111さい。
ぼくは12さいになった。
ペーも12さい。
にゃん。
くびをもちあげて ペーがないた。
それがさいごだった。
ペーがいきていても しんでいても
そんなのちっともかんけいない!
ぼくはペーがだいすきだ。