いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

声をきかせて

樫崎茜さん作。

舞台は信州、作者も長野県生まれ。

家は、老舗のお香屋さん。

香木や香割道具について、初めて知った。

香木の匂いをかぐことを「聞く」というのだそうです。

声をきかせてというのは、香木の匂いということだろうか、それとも引きこもってしまった悠の声ということだろうか。

ランチュウのウェルテルを濁流の川に流してしまったのが、なんともかわいそうだった。

 

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