アン・タイラー作。
一人暮らしでうだつの上がらない中年男マイカが主人公。
しかし、部屋の掃除はきちんとするし、車の運転も模範的だ。
パソコンの出張サービスの仕事をしている。
今まで付き合ってきた女性とはことごとくうまく行かなくなって、別れてしまうことを繰り返していた。
結婚するつもりはないが、今付き合っているキャスとはずっとこのままでいたかったのだが、昔別れたロナの息子がマイカの家に転がり込んできて、キャスまでマイカのもとを離れていってしまう。
味気ない毎日を送るのだが、息子を探しにきたロナと再会して、自分を少し見直せるようになる。
作者は男だと思い込んで読んでいたのですが、裏表紙に女の人の写真が写っていてびっくりしました。