湯川久子さん作。
著者は、九州で第一号の女性弁護士。
昭和2年生まれ。うちの母と同じだ。
この本は、90歳の時に書かれた。
数多くの離婚や相続の問題を扱い、法律は人の幸せのためにあると説く。いくら正しくても、その人の幸せのためにならなければ、意味がない。
・自分の未熟さにいつも気づいているほうがいい
・争いごとで「命の時間」を無駄にしない
・「話す」ことで問題とほどよい距離がうまれる
・正しいことを言うときは、ほんの少しひかえめに
・お互いの「台所の奥」には入らない
・時の流れは「一番つらかったこと」を「一番の思い出」に変える
・生きた証は、大切な人の胸の中で思い出されること
など、味わい深い言葉が詰まっていました。