2023-01-12 100年の木の下で 杉本りえさん作。 千尋は立山連峰が見える律ばあちゃんの家に行く。 そこには石造りのおじぞうさんがあり、その背後には大きな栗の木がそびえている。 律ばあちゃんのそのまたおばあちゃんのヨシさんが、そのおじぞうさんを作った。 そのわけは、ヨシさんの娘のハルの章で語られる。 今から100年ほど前の物語。 栗の木を植えたのは、忠直おじいちゃん。 そのことは、千尋の母のさつきとその姉さんの桐子の章に出てくる。 お地蔵さんが見てき森家の100年間を、それぞれの時代の家族の視点で繋いでいく物語です。