いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

100年の木の下で

杉本りえさん作。

千尋立山連峰が見える律ばあちゃんの家に行く。

そこには石造りのおじぞうさんがあり、その背後には大きな栗の木がそびえている。

律ばあちゃんのそのまたおばあちゃんのヨシさんが、そのおじぞうさんを作った。

そのわけは、ヨシさんの娘のハルの章で語られる。

今から100年ほど前の物語。

栗の木を植えたのは、忠直おじいちゃん。

そのことは、千尋の母のさつきとその姉さんの桐子の章に出てくる。

お地蔵さんが見てき森家の100年間を、それぞれの時代の家族の視点で繋いでいく物語です。

 

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