いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

小説 君の名は。

散髪屋さんの奥さんから借りた一冊。

映画はフミが見て、すごく良かったと言っていた。

ぼくは映画は見ていないが、小説もとても良かった。

新海さんははじめ、「君の名は。」はアニメが一番ふさわしいと、小説を書く気はなかったそうだ。

もしアニメだけだったら、この作品に出会うことはなかったかもしれない。

 

瀧と三葉が同じ場所にいるのに、そしてそこにいるとわかっているのに、時間が3年間ずれているから出会えない場面が、とても切なかった。

思い出せなくても忘れられないことが、誰にでもあるんだろうなと思う。

 

解説は、『世界から猫が消えたなら』の川村元気さん。この人が映画プロデューサーであり、映画「君の名は。」の制作チームだったことも初めて知った。

 

f:id:kuroneko356:20230107122855j:image