五木寛之さん著。
この人によると、人生100年とすれば50歳から75歳を白秋期と呼ぶらしい。
そうすると、今まさに白秋期ど真ん中だ。
白秋期は、周囲を眺める余裕があり、さまざまな経験も積んでいるので、自分のしたいことを存分にするべきだという。
ありがたい言葉だ。
これからは、自分がこの世から消滅していくことを一つのゴールとして、それを自然に受け入れる心の準備をする。この世にいつまでもしがみついていず、この世から消え去っていくのだという決意が大事だと。
そうすると、今のうちにできることはしておかねば、と思う。
やりたいことはやっておけ、ということかなと、勝手に理解する。
これまでと全然違うことを勉強しよう、という提言もあった。
長年親しんだ職業とは、縁もゆかりもない分野のことを勉強してみろと。
ぼくにとっては、それは鉄道と料理かな。
自分に都合よく参考にさせてもらった。