いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

便利屋、寺岡の夏。

やりたくないなー、と思っていた網戸の張替えにやっと手をつけました。

網は昨日買ってきて、ゴムは前回の残りのが出てきたし、道具も揃っています。

先日ムカデが出て、嫁さんから急かされていましたし、そろそろ年貢の納め時です。

ネコたちが派手に破ってくれた網戸を2枚、一人で張り替えましたよ。

と言っても、やり始めたのは夕方になってからなんですけどね。 

あと1枚は明日また明るくなってからします。

 

さて、今日読み終わった本は、中山聖子さん作。

4冊シリーズで、最初に手に取ったのは2巻のようでしたので、1巻を借りました。

読み始めて、えっと思ったのは、舞台が尾道だったこと。先日、行ったばっかりです。

なので、細い坂道も分かるし、千光寺山のてっぺんのお土産屋さんも目に浮かびます。

主人公は三船。将来の夢の作文に、まっとうに生きることと書いて、担任の先生に叱られます。

でも三船は、お父さんが画家でいつも家にいなくて、おばあちゃんとお母さんが便利屋をして暮らしていましたので、普通に当たり前に仕事をする大人になりたかったのです。

 

三船という名前をつけてくれたのはお父さんで、理由を聞かれたお父さんは、瀬戸内海に船がのんびりゆらゆら浮かんでいて・・・と説明しますが、三船はお父さんのいい加減さが、許せません。

しかし、最後のページでは、のんびりゆらゆらもいいかなー、という気持ちになっています。

 

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