あー、面白かった。
後半引き込まれて、一気に読みました。
ジェラルディン・マコックラン作。
飛行機事故で、ジャングルに墜落したカメラマンのフラッシュ。
未開の村の小さな姉弟に助けられる。
持っていたのはインスタントカメラだけ。
あと10枚しか撮れない。
村人たちは撮ってほしいとせがむ。
何を撮るべきか。
信じられないほど年寄りの長老は、とってほしくないという。
その理由がふるっていた。
みんなに思い出してほしいのは今の自分ではなくて、若い時の活気に満ちていた自分だから。
だから、自分ではなくて、空から落ちてきたフラッシュを撮ってほしいと。
フラッシュはやがていなくなるが、空から落ちてきた男が本当にいたけとの証拠になるからと。