大和川が一番細くなったところに、吊り橋があります。
昔は交通の要所で、茶屋や渡しもあったらしい。
今は打ち捨てられて、だーれも通っていません。
最近まで知りませんでした。
吊り橋があることを知っていないと、25号線から曲がる細い道にも、多分気づかないまま通り過ぎてしまいそうです。
こちら側と向こう岸に赤い鉄塔がたち、橋が吊り下げられていました。
15人以上は渡らないようにと注意書きがありました。
自転車とぼくだけなら、多分大丈夫。
幅は人がすれ違えるくらいありますが、揺れるのでやはり怖い。
橋が揺れると足がすくみました。
真ん中あたりが一番怖かった。
何とか渡りきると、もう一度引き返そうとは思えませんでした。
長らく使われていない草ぼうぼうのグランドがあり、野良猫さんたちの住処になっているようでした。
なんだか忘れ去られたような場所なんですが、この吊り橋を観光名所にすればいいのになあ、なんて思いました。