クリス・ダレーシー作。
公園で羽の折れたハトを見つけてから、ダリルの生活は目まぐるしく変わってゆく。
そのハトを助けるためなら何でもしようという気持ちになる。
ハトはチェロキーと名づけられ、少しずつ元気になっていく。
ハトを元の持ち主に取りかえされないために、いじめにも耐え忍ぶ。
そして、お金が必要なので、ハトレースにチャレンジする。
放たれてすぐにチェロキーは、落ちてきてしまったが、そのおかげでとても頼りになる人と出会えて、いじめからも解放される。
ハトを飼うことに大反対だったお父さんやお母さんも、最後には少し理解してくれる。
ハトレースのルールや、ハトの雌雄の見分け方なども初めて知ることができた。