東京駅での、新幹線のお掃除をする会社の人たちの物語。
JR東日本のグループ会社、鉄道整備株式会社、通称「テッセイ」。
いい話がたくさん載っていて、その部分は一気に読んだ。
おじさんおばさんたちが、どうしてこんなに生き生きと働いているのか、知りたかった。
専務取締役の人に取材してるから、多少角度を変えて見なければならないが、現場の人を大切にしたことがやっぱり重要かな。
例えば、何度要求しても叶えられなかった待合室へのクーラーの設置を、すぐ行ったことは、小さなことだけど、すごく心を動かされた。
そんな管理職に恵まれなかったから、余計に羨ましくも思う。
あんな風に働きたかったなあという思いで、この本を読んだのかもしれない。