いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

フュージョン

濱野京子さん作。

この人の作品の中で、一番よかったかも。

ダブルダッチを題材にしてるから、今まで手に取らなかったけど、検索して予約貸し出しのシステムになり、第2回JBBY賞受賞作と知り読んでみようと思った。

スポーツものって、勝ち進んでいくことが物語の中心になることが多いけど、このお話はそうではなかった。

ダブルダッチがなければ、話すことすらなかった4人が、少しずつお互いの心の距離を縮めてゆく。

それぞれに自分の居場所を見つけたり、家族との折り合いをつけていくところが面白かった。

 

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