読んでよかった〜。
やっぱりこの人のはいいなあ。
濱野京子さん作。
田舎の高校で教えることになったお父さんについて、東京から一年だけの約束で転校してきた主人公。
コンビニもなにもない村なので、二学期には東京に戻るつもりでいた。
その気持ちを変えたのは、デンさんの木工所。
木を切ったり削ったり、磨いたりすることになぜか引き込まれてしまう。
よそ者扱いされていた学校でも、だんだん地が出せるようになっていく。
大学進学を諦め、村の有力者の会社で林業の仕事をすることになる山田。
有力者の娘優美の悩みを知り、応援したくなるところも面白い。
スイングヤーダという機械も、初めて知った。