いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

木工少女

読んでよかった〜。

やっぱりこの人のはいいなあ。

濱野京子さん作。

田舎の高校で教えることになったお父さんについて、東京から一年だけの約束で転校してきた主人公。

コンビニもなにもない村なので、二学期には東京に戻るつもりでいた。

その気持ちを変えたのは、デンさんの木工所。

木を切ったり削ったり、磨いたりすることになぜか引き込まれてしまう。

よそ者扱いされていた学校でも、だんだん地が出せるようになっていく。

大学進学を諦め、村の有力者の会社で林業の仕事をすることになる山田。

有力者の娘優美の悩みを知り、応援したくなるところも面白い。

 

スイングヤーダという機械も、初めて知った。

 

f:id:kuroneko356:20210531215516j:image