いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

たかが犬、なんて言わないで

ノルウェーの作家リブ・フローデ作。

犬が飼い主のおばあさんを亡くす場面から始まる。

なんだか映画みたい。

主人公ヤーコブは、愛犬のブスターを突然亡くしてしまう。

野良犬になったおばあさんの犬は、ヤーコブと出会い長い時間をかけて離れられない仲になっていく。

ブスターの代わりの犬なんていない、と思っていたヤーコブの気持ちの変化がよく分かる。

犬にロニーという名がついてから、読者にも親しみが湧いてくる。

ようやくいっしょに暮らせるようになったのに、おばあさんの娘がロニーを引き取りにやってくる。

 

f:id:kuroneko356:20210125110534j:image