いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ワタシゴト 14歳のひろしま

中澤晶子さん作。

中澤さんは広島在住。

修学旅行で広島を訪れる横浜の中学校と交流して24年が経つそうだ。

現代の中学生を主人公にして、五つの物語を書いた。

「弁当箱」「ワンピース」「くつ」「いし」「ごめんなさい」が収められた短編集。

一緒に収められているその修学旅行を初めに企画した元中学校の先生のエピソードは、涙で文字がぼやけた。

自分が連れて行った広島修学旅行も思い出してみた。4回も行ったなあ。

あの時の語り部さんたちは、今どうしてはるんやろう。

今思えば、貴重な体験をさせてもらってたんやなあ。

 

2020年の夏、平和公園はいつもの年と違って修学旅行生の姿もなく、ひっそりとしていたそうだ。

ヒロシマのことをすっかり忘れていた、とならないようにしなければ。

 

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