松素めぐり著。
いじめに耐えきれず、保健室に行くと、となりの第二保健室から声をかけられる。
中は普通の保健室だったんだけど、硫黄のような異臭がする。
しばらくベッドで寝ていて、カーテンのしまったベッドが気になってそおっと開けてみると、トンネルがあった。
その先は、中学生専用の湯治場だった。
いじめにあった中学生が癒されるいろいろな色な暖簾の湯がある。
期間は1ヶ月間、2つの決まりを守らなくてはならない。
元の世界に戻ると、すっかり忘れてしまうんだけど、最後にアリに会えたらいいなと期待していた。