おもしろかったー。
シルヴァーナ・ガンドルフィ作。
関口英子訳。
イタリアのお話。
ヴェネチアが舞台です。
bとd、pとqがごっちゃになってしまう学習障害の主人公の名前はダンテ。
卒業試験に備えて、おばあちゃんに家庭教師のところへ行かされます。
そこで出会うのがドレンテ先生。
勉強が楽しくなります。
ドレンテ先生が生まれたばかりの子猫に目薬をさして、ダンテは猫の目で見た世界が見えるようになります。
そのネコが、ウェルギリウス。
訳者の関口さんは、『チポリーノの冒険』も訳した人なんだ。