2019-12-13 天使の卵 村山由佳さんのデビュー作。 文章のうまさに下を巻く。 満員電車のドアで初めて出会ったあたりから、どんどん引き込まれていく。 病気が快方に向かって一時退院した父が、ビルの屋上から飛び降りたところではページを閉じた。 そこから怒涛のように結末へと目が離せなかった。