いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

猫だもの

猫だもの、の意味が深い。
心を閉ざしていた間、ネコのキタカルだけが友達だったと後からわかる。
会いたいと思うと、いつだって路地から出てきた。
人間以上にぼくの心を分かってくれた。
そう思わせるキタカルって、やっぱりスゴイ猫なんだ。


いせさんのつくる本は、一冊一冊に想いや願いが込められている。
この本は、しんぺいくんへの想いなんだろうな。


こないだ読んだ『絵描き』のモデルがしんぺいくんだと知る。
その本を、思春期真っ只中で、口をきかなかった下の娘さんが「おかあの本のなかで一番いい」と言ったエピソードには涙が出そうになる。