いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

マリアンシュタットの嵐

壮大な物語でした。
ウェストマーク戦記の最終巻。
総統政府に何度も捕まり、命の危険にさらされるテオとミックル。
どんどん命を落としていく仲間たち。
君主制を倒そうとする人たちと守ろうとする人たち。
思いは交錯し、ジャスティンには最後まで協力を得られない。
もうこれまでかと思ったとき、マリアンシュタットの庶民が立ち上がり、その混乱の中でガパルスは倒される。
この本が出版されたのは1984年。
まだ1校目の時だ。
あのころもっと本好きだったら、リアルタイムでアリグザンダーさんのことも知ることができたのになあ。