2018-02-28 島はぼくらと これは、いい本でした。 本土にはフェリーでしか渡れない、瀬戸内の冴島が舞台。 ちょっと頼りない新と不良っぽい源樹、網元の娘で髪を染めてる衣花、家族思いの朱里。 この4人が主人公。 Iターンをすすめる村長やシングルマザー、幻の脚本を探しに来た作家、島と契約して活性化を請け負うコミュニティコーディネーター。 島の生活が高校生の目から描かれていて、瑞々しかった。 観光で行ったのでは分からない世界だった。 何度も涙がこぼれそうになった。