いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

島はぼくらと

これは、いい本でした。
本土にはフェリーでしか渡れない、瀬戸内の冴島が舞台。
ちょっと頼りない新と不良っぽい源樹、網元の娘で髪を染めてる衣花、家族思いの朱里。
この4人が主人公。
Iターンをすすめる村長やシングルマザー、幻の脚本を探しに来た作家、島と契約して活性化を請け負うコミュニティコーディネーター。
島の生活が高校生の目から描かれていて、瑞々しかった。
観光で行ったのでは分からない世界だった。
何度も涙がこぼれそうになった。