いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

わたしは、わたし

黒人少年を射殺した二人の白人警察官。
現場を目撃したのは、同僚の黒人警察官。
それが、主人公のお父さん。
警察官の仕事に誇りを持っていたパパは、証言台に立つ。
そして、家族にまで向けられる無言の避難や脅し。
名前も住所も変えて生活しなければならなくなった4人。
パパは鬱になり、明るかったママは宗教にのめり込む。
家族が崩れていく時間と、少し明かりが見える結末。


作者は、現代の困難な状況に置かれた子どもを描き続けている人。
これからも、この作者を追っかけてみたい。