いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

スピード解決

昨日、アキが一緒にご飯食べよと言うので、アキの仕事帰りに一つ向こうの駅で待ち合わせた。
もう少し早かったら、ぼくと一緒の電車だったかもしれない。
でも、荷物置きに帰れたから、全然構わない。


さて、お腹いっぱいになり、帰りに本屋さんに寄った。
そこで事件は起きた。
でも、この時点ではまだだれも気づいてない。


家に帰り着いて、嫁さんがケイタイがないと言い出した。
いつものことだから、すぐ出てくるだろうと探したが見つからず。
そして思いついたのが本屋さんのこと。
最後にケイタイ使ったのがそこで、確か暑いからって上着を脱いだのだった。
きっとあのときに違いないと、嫁さんと二人で自転車とばす。
しかし、書棚には見当たらない。
レジのおじさんに聞いても、届いてないとの返事。
一応、連絡先だけ伝えて引き返す。
ドコモショップに行くと、ブラインドが降りていてもうお店は真っ暗。
でも、裏口から出て行ったお姉さんの姿がちらっと見えた。
藁にもすがる思いで、ドコモの方ですかって声かけると一瞬身を引きはったが、今はできないけどインフォメーションは明日の朝9時からで、警察に紛失届を出すといいと教えてくれた。
すぐその足で、交番に行く。幸い、おまわりさんが二人いた。
若い婦警さんが事情を聞いて紛失届を書いてくれた。
そしてとりあえず、電話で問い合わせてくれた。
すると、あっそうですか!と声が大きくなる。
なんと、違う交番につい今しがた届けてくれた人がいたらしい。
紛失届を握りしめて、その交番に走る。
ありがたいことに、そこにも四人ほどのおまわりさんがいて、親切に対応してくれた。
机の上に置いてあったケイタイを嫁さんが解除して、無事に返してもらえた。