養護学校の脇道を裏に回ったら、お寺がありました。
お墓がたくさん。
静かなんだけど、長い廊下があって、おばさんが立ち働いていました。
生活の匂いがするお寺でした。
後で聞くと、禅の修行ができるお寺だとか。
けっこうアップダウンがあって、行き止まりの道も多く、反対側から恩師のおうちまで行くのに迷いました。
今八十いくつだから、ぼくらが教わった頃は五十過ぎだったんだなあ。
二回大病をされたけど、今はましになられたそう。
今でも研究を続けておられる思想家です。
奥様と三人で、しばし思い出話に花が咲きました。
去年出版した本をお渡しし、5人の書き手がみな同じ大学の同時期の仲間だと伝えると、喜んでくださいました。
いつまでもお元気でいてほしいものです。
