とうとう読み終わりました。
夏の時分は、どこの図書館のも貸し出し中でした。
課題図書でしたからね。
それで、本屋さんで少しずつ立ち読みしてました。
今回借りれて、改めて最初から読み直し。
アウシュビッツにこんなに悲しい楽団があったことを初めて知りました。
深い悲しみと、驚きと、諦めと。
唯一の救いは、徳島の板東俘虜収容所の場面。
ぼくも行ったことあります。
ここで起こったことがアウシュビッツと並べられて、改めて奇跡だったんだなあと思いました。
作者の香川宜子さんが内科医さんだったことにも驚かされました。