いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

田舎暮らしの猫

帰りの電車の中で読み終わりました。
ぼくの乗った7号車だけ冷房が故障してたのですが、本から目が離せませんでした。


トビージャグが筆者に助けられちゃんと育つかどうか危ぶまれる頃の様子は、うちのニャンちゅうとそっくりでした。
筆者の気持ちや行動が手に取るようにわかりました。
肩に乗ってくるのもいっしょです。
違うのは自然の中で暮らせたこと。
馬と一緒にキャンプに行ったことや筆者の散歩にいつも付いて行ったことなどはとても幸せなことです。


最初の一年間のことが四季ごとに描かれていますが、五章は急に別れの章です。
トビージャグは11年生きた、という文から始まります。そして、最後の一文にまたハッとさせられるのです。