いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

おれたちの青空

『おれのおばさん』の姉妹編。
前作が陽介の視点で書かれた物語なのに対して、この本の三編は「小石のように」が卓也の視点で、「あたしのいい人」が恵子おばさんの視点で、「おれたちの青空」がまた陽介の視点で書かれていて、同じ児童養護施設「魴ぼう舎」で過ごした中学生たちの心模様が爽やかに描かれています。
ぼくは、「あたしのいい人」が一番よかった。
佐川光晴さんの作品の中で、一番好きだ!と思いました。
おすすめの一冊です。