いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

猫にかまけて

大阪駅に着く直前、淀川の鉄橋あたりで読み終わりました。
町田康さんの本。
登場する4頭のネコのうち、拾ったときからひどい病気でいったん元気になりかけたもののウィルス性の白血病と腹膜炎で一年ちょっとで死んでしまったヘッケとの日々が圧巻でした。
うちのニャンちゅうも同じような境遇だったから、町田さんの気持ちが痛いほど伝わってきました。
もっと生きたかったのにね、とヘッケに声をかけずにはいられません。
所々に挟まれているカラー写真がまたいいのです。
ネコ好きなのにこんないい本を今の今まで知らなかったのが恥ずかしい。