いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

猫の遺言状

猫好きの人の気持ちがあふれ出ているような本でした。
でも、作者はもとは猫大嫌いだったそうです。
野良猫ゴールドによって、猫の魅力にとりつかれたとのこと。
ノラとして生きる猫達の過酷さと、猫好きの人の振る舞いの共通点を知りました。
どんなにきつい顔をしている猫も、生活が安定して幸せに暮らし始めると、表情までおだやかになるというくだりには、ホッとさせられました。
猫は死ぬとき姿を消すといわれますが、ゴールドやクロコのように我が家のネコたちも飼い主のそばで最後の時を迎えてほしいと思います。