日曜日、余呉へ行った時のこと。
湖を一周して、やってきた新快速に飛び乗って近江塩津へ。
ここは終着駅。
乗り継ぎの電車が遅れているので、雨の中吹きさらしのホームを避けて、お客さんたちは屋根のある通路のほうへ避難。
そこで交わされていた知らない人同士の会話。
「お宅も青春18きっぷですか」
「はい」
「若い人より、年寄りのほうがよう使う」
「今日使い切ってしまわなあかんから、大阪から来ましてん」
「あら、どこですか。わたし阿倍野」
「ひやあ、近いですなあ。」
「今日は大阪から明石まで行って美味しいてんぷら食べてきましてん。それでさっきの電車に乗って滋賀まで来て、今度湖西線で帰りますねん。」
すごい会話されてます。西へ東へ、大阪のおばちゃんのパワー恐るべしです。
まだまだ時間があったので、階段降りて待合室へ。そこでも18きっぷ族のパワーが炸裂していました。
(改札横の蕎麦屋さんの前で)
「ここのそば美味しいですで。」
「よく来られるんですか」
「冬に孫連れてきて、雪合戦させますねん。そら、喜びます。それで疲れたらここのそば食べて、美味しいでっせ。今日は、120円で琵琶湖一周ですわ。」
みなさん、つわものです。