いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

聴覚支援学校






まる一日ここの学校にいて、4つの講座を受けてきました。
夏休みに続いて2回目なのですが、とても勉強になります。
校長先生はじめどの先生も手話を交えながら話してくださいます。
手話はところどころしか分かりませんが、ただ言葉だけで聞いているよりずっとわかりやすい気がしました。
聴覚障害のある子はもちろん手話がたよりですが、そうでない子も視覚的な支援があると話だけよりもずっとわかりやすいだろうなと思いました。
たとえば、遠足の説明をするとき言葉だけの説明でなく、スケッチブックに乗る路線や駅名などを書いて説明すると印象に残ります。
1年生の学校探検でも、「しょくいんしつ」「たいいくかん」「きゅうしょくしつ」などと書いた画用紙を見せながら紹介してあげると、「たいくかん」みたいに間違えて覚える子が少なくなります。
教室がせまく机が馬蹄形に並べてあるのは、先生の手話がみんなに見えやすいようにするための工夫なんだそうです。
幼稚部、小学部、中学部、高等部、寄宿舎も見せてもらいました。
ここはできるだけたくさんのものを提示して、外部の人に学んでもらおうという姿勢が一貫していました。
25人限定というのも、一人一人にしっかり学んでほしいからのようです。
オージオメーターを使って聴力を測る体験もさせてもらえました。
ぼくの右耳は4000Hzがガクンと落ちていて、やっぱり聞こえにくくなってるようでした。