いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

地団駄は島根で踏め

語源ハンターという人がいるのを初めて知りました。立ち読みにもってこいの本。
「地団駄」は「地たたら」で、奥出雲で鉄をつくるときに風を送るための道具。それを踏むのが、悔しくて足をじたばたさせている様子に似ているので出来た言葉だそうな。
ほんとにそこへ行って旅しながら語源を楽しんでるのがすごい。
この人、文章がうまくて読ませます。
今日は、もう一つ「急がば回れ」の発祥地滋賀県草津の章を読みました。
こちらは東海道草津宿から京へ向かう道。舟を使うと早いんだけど本来の街道をてくてく歩いていった方が結果的には早く着くことが多かったという事実から全国に広まった言葉だそうです。