うさぎ好きさんから貸していただいて読みました。
とてもよかったです。
うさぎ好きさんは、日々の学びを<いっぽだより>という通信で発信されています。
ぼくも送ってもらっていて、毎回楽しみに読んでいます。
その2009-73号に、すごくうまくこの本のことがまとめられているので、引用させていただきました。
「こころのクリニック」をめぐる患者さんと、 医師千鳥先生の物語。
・意識的にぼーっとする「休息」時間を作るのが大事 (単身赴任のサラリーマン)
・人間には苦しみを乗り越えていく力がある (5歳のお嬢さんを事故で亡くしたお父さん)
・本当になりたい自分になれたら、誰にどんな評価をされようと平気 (ゲーム会社の若社長さん)
・こころのクリニックで診てもらうことはおそろしいことではない
・健康とは闘えること
・生きていく意味はその人にしかわからない。それは、いくつあってもいい。 (自殺未遂の高校生)
・いいことばかり続くときにもストレスがかかることがあり、その前にちょっと「心の準備」をするとよい。
(苦労して3人の息子を育てたお母さん)
・弱い自分もダメな自分も受け入れて認めるところから始まる。「先生、オレ今、すごく怖いです。でも、
それでいいんですよね」(若い刑事さん)
ぼく自身は読んでいて、「それでいいんですよ、大丈夫」と言ってもらっているように感じました。
こころの病気になりかけても実際受診する人は2割だそうです。
ぼくだって最初からすんなり受診できたわけではなかったし、やっぱり周りの理解が必要だなあと思います。
いい本に巡り合えて、うさぎ好きさんに感謝です。