いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

摘便

今日診てもらった先生は、前に自分のネコが死にそうなときに泣きながら点滴してましたって話してくれた先生。

強制給餌の仕方を教えてくれた先生でもあります。

エサを食べられなくなったミュウミュウに、シリンダで舐める栄養食を口の中に入れてるのですが、5日間便が出てなくて心なしかお腹が張ってる感じもするので、どうしたらいいのか不安でしょうがなかったのでした。

そしたら、便を取りますとすぐさま言ってくれ、強制給餌も最後まで食べさせてあげてください、と答えてくれました。

その言葉で昨日からの不安が吹き飛びました。

それに体重を測るときにも、ゼロ合わせしますと、キャリーのまま体重を測ってくれるのです。立ち上がるのもしんどいミュウミュウにとってはありがたいことです。

ホントにいい先生です。

 

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君の話をきかせてアーメル

ニキ・コーンウェル作。

渋谷弘子訳。

『お話きかせてクリストフ』の続編。

イギリスで難民となったクリストフとアーメルの物語。

ウガンダコンゴ民主共和国での、フツとツチの争いが難民となっても続いている。

お父さんやキャサリンはそれを「毒」と言っている。

憎しみは、「毒」なんだ。

 

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11時間

朝5時半、ふみの声で下に降りていくと、またミュウミュウが発作を起こしていました。

そこでオシッコが出たので、次のトイレが10時半に巡ってくる見当で、ちょうど通院の時間と重なってしまいます。

途中で発作が起きたらかわいそうだし、時間をずらしてもらうことも考えました。

雨でしたのでバスかタクシーで行くつもりでいると、小降りになりましたので、思い切って予定通り行くことにしました。

これがよかった。

今日診てくれたのはベテランの女の先生で、スポイトで口の中にチュールの溶いたのを与えるのは水分補給になるし、カロリーも取れるのでどんどんあげてくださいと背中を押してくれました。

そして、それ用のチュールもあると教えてくれました。

発作が頻繁に起こったときのために座薬も出してくれ、入れ方も分かりやすく説明してくれました。

かえってから、教えてもらった方法で食べれなかったミュウミュウに栄養を与えることができました。

 

 

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ところが、今度はオシッコが出なくなりました。

発作の時に出てから10時間たっていたので気が気でありません。病院に電話して、今日診てくれた先生にアドバイスをもらうと、明日また診察なので、その時まで様子を見るので大丈夫と言われ、少しだけ希望が持てました。

何度もトイレに連れて行っても、嫌がって出て来てしまいます。

でも、栄養のおかげで、自分で出れるようになったのは、救いでした。

そして、11時間たって、またダメだろうなと思いつつ嫁さんが連れて行ったら、なんとオシッコが出たのです。

間隔はだいぶ長くなりましたが、ホッとしました。

 

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ジェットコースターの一日

点滴から帰って来たら、また大発作がありました。

行く前にオシッコが出なかったので我慢していたのが引き金になったようでした。

こんなに短い間隔で起こったことがショックでした。

そのあとも何も飲んだり食べたりできなかったので、午後1時嫁さんがスポイトでとろみの餌を牛乳で溶いたのをあげると嫌がらずに飲んでくれました。

これで何とか生きながらえると希望が湧きました。

母の施設に飲み物を届ける時も、嬉しい気持ちで自転車こぎました。

夕方4時半頃、ペタンと寝ている姿勢から坐って唸り出したので、トイレに連れて行こうと抱っこしたら、また痙攣が始まりトイレの前で発作を起こしました。

一日に二回の発作は、見ていられない気持ちになりました。

そしてトイレが引き金になるので、次のトイレをヒヤヒヤしながら待つことになりました。

それまでは、3時間おきのオシッコで、昨日までは目が見えなくても、自分でトイレまで行けていました。

でも、今日は自分では行けず、夜の9時をまわっても疲れたのか寝続けていました。

9時半を過ぎてトイレに連れて行きましたが、へたり込んで起き上がるのもしんどそうでした。

腎臓がもう働かなくて、オシッコが出なくなったのかと暗たんとした気持ちでした。

ところがしばらくするとオシッコの体勢になり、いつも通りの量のオシッコが出ました。

嫁さんと2人で、ミュウミュウを讃えました。

 

もしかしたら教科書通りに死に近づいているのかもしれませんが、ぼくらにとってはミュウミュウがまた奇跡を起こしてたと思えます。

 

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もらい忘れた

今日はいつも通り点滴してもらいました。

明日から三日間、主治医の先生がおられないので、少し不安です。

点滴は他の先生がしてくださるので大丈夫なのですが。

 

食欲増進剤と消炎剤を、また出してもらうことになりました。

ところが、帰ってきてみると薬がない。

もらい忘れていたのでした。

もう一往復、動物病院との間を自転車とばしました。

帰りに商店街によって、牛乳と鯛のアラと使い捨てのプラ丼容器を買って来ました。

どれもネコ用です。

ほんのひと舐めしか食べられないんですけどね。

食欲増進剤がまた効いてくれることを願います。

 

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家族三人が見守る中、トイレで久々にウンチが出て、穏やかな表情のミュウミュウです。