若竹千佐子さん作。
東北弁のパワーに圧倒されます。
周造さんを亡くしてから、一人で思索にふける桃子さん。
あ墓参りに出かけた場面では、過去のたくさんの桃子さんが同行します。
左利きだった桃子さんが、右左がよく理解できず、右足の大火傷で右が分かるようになった話は、身につまされました。
若竹千佐子さん作。
東北弁のパワーに圧倒されます。
周造さんを亡くしてから、一人で思索にふける桃子さん。
あ墓参りに出かけた場面では、過去のたくさんの桃子さんが同行します。
左利きだった桃子さんが、右左がよく理解できず、右足の大火傷で右が分かるようになった話は、身につまされました。
福田隆浩さん作。
作者は長崎の特別支援学校の先生。
お母さんと二人暮らしで、学校を休みがちな主人公。
6年生だが、漢字は2年生くらいしか書けず、繰り下がりの計算も自信がない。
目が覚めたら昼で、なんとか給食前に学校に着くが、そんな時間に教室に入れず、三階の奥の教具室に隠れる。
するとそこで、不気味なミイラ男と出会ってしまう。
しかし、だんだんと怖さは薄れ、励まされているような気持ちになってきます。
山本悦子さん作。
主人公リイマには、ケニア人のダディの記憶はほとんどない。
日本人のマミィはダディと別れ、今度新しいお父さんと結婚した。
肌の色が黒いので、お父さんにもお母さんにも似てないねと言われたり、走りで一等になったら、黒人だから早いんだと言われたりする。
新しいおばあちゃんにも好かれていない気がする。
気にすることないよと言われても、気にならないわけはない。
ところが、そんなおばあちゃんと、ケニアに行くことになった。
マサイマラ特別保護区で見るサバンナの動物たちの生き様に触れたり、マサイの村でマサイの誇りを感じたりしながら、自分は日本人でもケニア人でもなく、自分であればいいんだと思えるようになっていきます。
一本早い電車に乗れたので、福井で越前そばを食べようと思っていましたが、地図で道の駅を見つけたので、丸岡駅で下車。
駅舎ではJRからハピラインに引き継ぐイベントが行われているようでした。
よかったら寄せ書きに何か一言、と誘われたので、北陸本線への感謝の気持ちを書きました。
そしたら、こんなのもらえました。
さて、次の列車まで1時間しかありません。
その間に道の駅まで行って戻ってこれるのか。
実際歩き出してみると、結構遠いことがわかりました。
リュック背負ってランニングです。
まるで、田中陽希さん状態。
なんとか戻ってこれました。
越前そばは、食べ逃してしまいましたが。
バイバイ、丸岡駅。
帰りの敦賀駅では、明日デビューする新幹線の姿がチラッと見えました。
乗っている新快速の影が旅の終わりを教えてくれます。